今回とある視察団と共にキャンプ場を視察させてもらった。ここは、もともと日田市が運営しているキャンプ地。そこを指定管理でsnowpeakが運営し2年が経ち業績を伸ばしている。つまりものすごく喜ばれている。各地で存在するこの「行政の施設の老朽化や利活用」というフェーズに、企業や住民がどのように交わっていくべきなのか?ここに今後の地域の可能性を感じるし、業種は違えどいくつかの施設(コミュニティカフェ)に関わる運営者として大変興味があり行ってみた。
「人生に、野遊びを。」
まずはコチラsnowpeakのHP「snowpeakについて」をご覧いただきたい。
スノーピークは自らの使命を、人間回帰という言葉で表現する。他にないものづくりから生まれた製品を使う人々が、自然に深く包まれることで人間らしさを取り戻すこと。そして、その喜びを知る人を、一人でも多く増やすこと。「人生に、野遊びを。」のスローガンのもと、活動の領域は今やキャンプ場にとどまらず、都市や住宅、オフィスなどにも広がりつつある。かつてスノーピークの道具を使いオートキャンプを楽しんだ幸せな記憶とともに育った子どもたちが、今は親になって、自分の子どもたちと野遊びをしている。自然が気づかせてくれる大きくゆるやかな時間を、日本中、世界中の人々と分かち合うために、スノーピークはこれからも、どこまでも、進化し続けていく。
そして今回訪れた場所が大分県日田市のコチラ
「行政:企業:住人」で、いかに地域資源を活かせるのか?
担当者の方と話す機会があり、話をしを聞いて感じたのは、熱意はと自社愛だった。今後、必ず各地方に多く存在していくであろう空間を、自分達(自社)の強みを活かしながら、無理なく運営していくための利益を確保しながら、住人や地域資源と×÷を真剣にトライ&エラーを繰り返す。イノベーション力。その軸となるのが、委託元(日田市)と受託者snowpeak側(企業)が目的を明確に腹をすえて、スタッフ自身が自ら地域に暮らし、出来事の舵を切っていく様子が、話の節々、また行き交う言葉で感じることができた。それは大変シンプルな考えであり、いきものらしく、かっこよく思えた。
目的を共有し結合して進むためには
collectiveさ
①地域にある利活用が必要な施設や空間(廃校、空地、空家、空間など)
②それらを活かせる強みを持ち、覚悟を決めた革新へ向う企業・チーム・個人
③自分たちの暮らす地域資源を活かし、自らで動ける住人(尖りつつ内部調整できる若手)
④事業に余白を生み、任せきる行政のひと(担当者)
企業の強みや尖り感を活かし、行政担当者が、ガチガチにならないように余白をつくり。地場の人達が想いを貫くことができるかどうか?いくつもの要素が必然に重なり合い。動き出す時。そのコアには必ず人がいる。やっぱ人だなと思いました。
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